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年賀状はいつまでに出す?返事を送る期間の目安とはがきの購入場所
お正月の楽しみのひとつでもある年賀状。人間関係を保つうえで、大切な年始めの挨拶状でもあり、新しい年の始まりである元旦に、きちんと届けたいと思っている人は少なくありません。では、いつまでに年賀状を出したら元日に届くのかご存知でしょうか?
この記事では、年賀状をいつまでに郵送すれば元旦に到着するか、思いがけない相手からの年賀状にはいつまでに返送すればいいかなど、期間の目安とはがきの購入場所についてお伝えします。
元旦に届けるなら年賀状はいつまでに出す?
元旦に年賀状を届けることをマナーのひとつと捉える人がいます。特に相手が、上司や目上の方であればなおさらです。では、いつまでに投函すれば、元旦に年賀状を配達されるのでしょうか。
●元旦に届けたい場合は12月25日までに投函する
2021年用の年賀はがきは、21億3443万2500枚も発行されています。集中して大量に投函される年賀状を元旦に配達できるように整理するには時間がかかるため、年賀状を確実に元旦着にするためには、12月25日までに投函する必要があります。では、何時までにポストに入れれば良いかご存知でしょうか。
その答えは、郵便ポストの最終集荷時間です。最終集荷が終わると、次の集荷は翌日、つまり12月26日になってしまいます。集荷時間は、最寄りの郵便局に問い合わせるか、ポストに書いてある集荷時間を実際に確かめてください。ただし、例外もあります。郵便局に持ち込むという方法であれば、締め切りは郵便局の終業時間になります。
●25日を過ぎても元旦に届くケースはある
25日を過ぎてしまうと絶対に元旦に届かないというわけではありません。宛先が近隣の場合などは、26日に投函しても元旦に配達される可能性もあります。ただし、保証される訳ではありませんので、12月25日の最終集荷時間までに、できればもう少し早めに準備して投函しましょう。
●投函が早すぎると一般の郵便物扱いになる
さて、年賀状はいつから受け付けされるのでしょうか。その答えは12月15日です。それ以前に投函してしまうと、いくら年賀と書といてあっても普通郵便扱いになってしまいます。12月14日に出した年賀状は一般的には12月15日か16日に配達されます。ここは、郵便局でのきっちりとした規定があるので気をつけましょう。
年賀状の返事はいつまでに出せばいい?
年賀状を送っていない人から年賀状が届いた場合は、返事を出すのがマナーです。では、いつまでに相手に届けば「年賀状」なのでしょうか。返事の書き方のコツと合わせて説明します。
●1月7日までに届くよう投函する
年賀状は松の内期間中に到着したもののことをいいます。松の内の意味は、門松などの正月飾りを飾っておく期間のことで、地域によって若干違いがありますが、一般的には1月1日から1月7日までです。1月8日以降に投函する場合は、寒中見舞いとして出すようにします。
寒中見舞いとは、寒さが増してきた時期に送る挨拶状です。寒中見舞いには、年賀はがきは使わずに一般の官製はがきを使用しましょう。
●年賀状をいただいたお礼の気持ちを伝える
受け取った年賀状の返信にはどんな文面を添えるのが好ましいのでしょうか。基本的に年末に出した年賀状の文面をそのまま使うのは好ましくありません。受け取った年賀状の場合は、書かれている内容に対して何らかのコメントをするのがふさわしいとされます。相手を気遣う一言も添えるとよいでしょう。
●元日や元旦は年賀状の中に入れない
年賀状には元旦とか元日とか入れがちですが、そもそも元旦とか元日はどんな状況を表す言葉なのでしょう。正しくは、元旦とは1月1日の朝のことで、元日は1月1日のことを指します。年賀状が1月2日以降に配達された場合、正確には1月1日ではないので元旦、元日、もしくは1月1日と書かれているのは間違いです。
1月2日以降に配達されると予想される年賀状は、「1月吉日」を使用します。1月吉日は1月1日にも使えるので便利です。また、返信など1月1日以降に出す年賀状には、投函する日付を書くのもひとつの方法です。
●年賀状が遅れたお詫びを添える
年賀状を出していない人から受け取った年賀状の返信にも、賀詞や新年の挨拶文は必要です。さらに、それとあわせて、新年のご挨拶が遅れたことへのお詫びの気持ちを記すのがポイントになります。お詫びの言葉をたくさん述べるのは、あまり良い印象がないので避けましょう。以下に文例を載せておきますので、参考にしてください。
文例)
- ・年末の慌ただしさにまぎれご挨拶が遅れましたことをお詫び申し上げます。
- ・早々に賀状を頂きながらご挨拶が遅れ誠に申し訳ございません。
- ・ご丁寧な年賀状を頂戴しながら新年のご挨拶が遅れ、誠に申し訳ございません。
- ・年末年始帰省(留守)していたためご挨拶が遅れてしまい申し訳ございません。
年賀状が購入できる場所
年賀はがきは、事前にまとめ買いをすることが多いと思いますが、少し困るのが書き損じて枚数が足りなくなるときです。急に必要になったときのためにも、どこで年賀状が購入できるかおさえておきましょう。
●郵便局
年によって時期は異なりますが、年賀はがきは10月末から11月初めには郵便局の窓口で発売されます。一般の郵便局は土日祝日を休業するところが多いのですが、365日営業している大きな郵便局は年末年始も開いていることが一般的です。郵便局のネットショップでも購入できるので、便利です。
●雑貨店や文具店
一般の雑貨屋や文具店には、さまざまなデザインのおしゃれな私製はがきが販売されています。ショッピングセンターやデパートの文具売り場にも12月25日頃までは多く並んでいます。
しかし、25日を過ぎるとどんどん売り場が縮小され、正月明けにはほとんど見当たらなくなってしまうことが多いようです。ちなみに、私製はがきを年賀状として出す場合は、はがき代とは別に63円切手を貼らないといけないので要注意です。
●コンビニエンスストア
コンビニエンスストアの多くは年中無休で24時間営業です。普段から官製はがきを販売しているところが多く、時期になると官製年賀はがきも登場します。
はがきの種類は無地やインクジェット、デザイン印刷済みのものなどが用意されています。
例えばセブンイレブンであれば、無地やインクジェット、デザイン印刷済み年賀状が多くの店舗で用意されています。また、店頭やネットで注文可能な年賀状印刷サービスが利用できたり、マルチコピー機を使った追加印刷ができることもポイントです。
セブンイレブンの年賀状印刷年賀状は12月25日までに投函、そして困ったときはコンビニへ
年賀状は、ただ出せば良いというものではありません。期日や内容をなど基本的なマナーを守ると親しい人ばかりでなく、少し疎遠な人ともつながる潤滑油にもなるツールのひとつです。書き損じたときのためにも余分に購入しておくといいでしょう。
購入場所は、一般的には郵便局というイメージが定着していますが、コンビニエンスストアは何かと便利です。店舗数も多いので急いでいるときなどは上手に利用するとよいでしょう。
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