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年賀状が届かない原因は?調査依頼をする方法と再送するときの注意点
年賀状を出したはずなのに相手先に届かないというケースがあります。原因は「相手が郵便局に転居届を出さないまま引越しをした」「年賀状を作成するときに相手先の住所を間違えてしまった」などさまざまです。
今回は、年賀状が届かない原因や届かなかった場合の調査依頼の方法、送り直す際の注意点などについて解説をします。万が一、年賀状が届かなかった場合には、ぜひこの記事を参考にしてください。
年賀状が送り先に届かない原因
年賀状を出したはずなのに、相手先に届かず、自分のもとへ返還されてしまうことがあります。ここでは、年賀状が相手に届かない原因について解説します。
●住所を書き間違えた
まず考えられるのは、「住所を書き間違えた」ということです。日本郵便では年賀状の宛先の住所に間違いがあると、差出人の住所にはがきが戻ってくるシステムになっています。
宛先に不備がある場合は、宛名欄に以下のような赤文字のスタンプが押されて差出人に返還されます。
- 1.「あて所に尋ねあたりません」
宛先の住所に相手が住んでいなかったときに押されます。 - 2.「あて名不完全で配達できません」
宛先に誤りがあったときに押されます。再度送る場合は、「お返しした理由」の欄を二重線などで消し、住所や氏名などを正しい宛先のものに書いて赤い文字で表面に「再差出し」と書き直せば同じはがきを送り直すことができます(切手は再度貼る必要があります)。
しかし、事務的なはがきならともかく、年賀状について修正したものを再利用するのは失礼に当たりますので、新しい年賀はがきに書き直して送るようにしましょう。
セブンイレブンの「宛名印刷サービス」なら、住所録に宛名情報を一度登録すれば登録情報が保管されるため、翌年以降は選択するだけで済みます。また宛名の役職や部署の変更があっても、パソコンやスマホからアクセスして編集できる点も便利です。
宛名印刷サービスについて●送り先の住所が変わった
相手が転勤や結婚などで引越しをして住所が変わったため、年賀状が届かないこともあります。年賀状を送る相手から引越ししたことを知らせてもらっていない場合によく見られるようです。
送り先の相手が郵便転送サービスを利用していれば、前の住所に年賀状を送ってもサービス申し込みから1年以内なら変更後の住所に届きます。郵便転送サービスとは、郵便局に転居届を提出することで郵便物を新しい住所に転送してもらえるサービスです。転送期間は届出日から1年間と決められており、この期間が過ぎた後は、差出人に郵便物が返還されます。
●誤って別の家に届けられた
住所の間違いなどによって、誤って年賀状が別の家に届けられてしまうことも稀にあります。アパートやマンションの部屋番号に誤りがあって、違う部屋の人に届いてしまうケースも全くないとはいえません。
誤って届けられた家の人が気づいて、正しい住所の郵便受けに投函してくれる可能性もありますが、そうでなければ本来届けられるはずである宛先に送られないことになります。年賀状を送るときには、宛先の住所が間違っていないか確認することが必要です。
●予期せぬ郵便事故が起こった
郵便事故によって年賀状が届かないこともあります。出したはずの年賀状が届かないときは、郵便事故が起こった可能性も考えられます。
このような場合は、日本郵便の調査依頼制度を利用すると年賀状がどこに行ったのかわかることがあります。届かなかった年賀状の行方を調べてくれるので、ぜひ活用してください。
年賀状が届かないときに調査依頼をする方法
出したはずの年賀状が送り先に届いていない場合は、日本郵便に調査を依頼できます。インターネットや電話でもできるので、確認したいときにはぜひ調べてもらいましょう。
●郵便局の窓口に調査を依頼する
郵便局の窓口で調査を依頼する場合は、窓口でもらえる書類に送り先の郵便番号、住所、郵便物の種類などの必要事項を記入します。結果は郵便または電話で通達されるので、あとは待つだけでOKです。
●インターネットで申し込む
郵便局の営業時間内に窓口に行くのが難しいなどの場合、日本郵便のホームページ上からも調査依頼ができます。必要事項をフォームに入力するだけで、手軽に調査を依頼できます。日本郵便が、その年賀状が通ったと思われるルートを探し当て調査を始めます。調査の結果もインターネット上で確認できます。
●電話で調査依頼の問い合わせをする
電話でも調査依頼ができます。日本郵便のお客様サービス相談センターで受け付けており、受付時間は平日は午前8時から午後9時、土日休日は午前9時から午後9時です。オペレーターに直接確認ができます。
なお、固定電話と携帯電話では連絡先が異なるので注意してください。固定電話からかけるときの連絡先はフリーダイヤルで通話料無料ですが、携帯電話からかけるときはフリーダイヤルではなく、通話料が有料となります。
年賀状を送り直すときの注意点
ここでは、年賀状を送り直すときや、松の内(1月7日)※を過ぎてしまったころに寒中見舞いとして出す場合の注意点について解説します。
- 地域によって若干異なる。
●一度投函した年賀状を再度使うのは避ける
まず、最初に気をつけたいポイントは、一度投函した年賀状を再度使うのは避けることです。年賀はがきの使い回しはマナー違反に当たるためです。
一度手元に戻ってきた年賀状には返却理由が書かれた赤いスタンプが押されるため、同じはがきを送り直すと、使い回したことが相手にわかってしまいます。失礼な印象を与える可能性が高いので、相手が気持ちよく受け取れるように新品の年賀はがきを使って送り直しましょう。
年賀状が届いていなかったため新たに作り直すとき には、セブンイレブンの「マルチコピー機追加印刷」のサービスがおすすめです。店舗のマルチコピー機ですぐに年賀はがきを印刷できるので、急いで年賀状を送り直したいときに活用できます。セブンイレブンの店頭で1枚から印刷できるので、必要な枚数のみ作成できて無駄がありません。
マルチコピー機追加印刷について●1月7日以降に送り直す場合は寒中見舞いを送る
基本的に年賀状は、松の内といわれている1月7日までの期間に相手先に届くように送るのがマナーとされています。元日以降に出す場合、地域や配達事情によっては相手に届くのが1月7日以降になることもあるため、7日以降に届きそうな場合は年賀状ではなく寒中見舞いとして送るとよいでしょう。
なお、寒中見舞いは年賀はがきを使用せずに、通常の郵便はがきを使って送るのが一般的です。出せる時期は松の内(1月7日まで)があけてから立春(2月4日ごろ)までですので、1月末までにはポストに投函するようにします。
年賀状が届かないときは日本郵便に問い合わせをしよう
出したはずの年賀状が届かないとき、原因としては宛先の間違いや郵便事故などが考えられます。万が一、年賀状が相手先に届いていないことが判明した場合は、郵便局の窓口やインターネット、電話でも問い合わせができるので確認してください。また、宛先不明などで返還された年賀状は再利用せずに、新しい年賀はがきできれいにつくり直しましょう。
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