年賀状をポストに投函する前に確認したいこと、気になる疑問

「いつまでに年賀状を出せば元旦に届くのか知りたい」
「年賀状を投函するとき、どこに気をつけるといいかな」
「大量に年賀状を出すときに、輪ゴムで束ねたままでいいのかな」
このような疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか。毎年年賀状を出していても、年に1回のことなので忘れてしまう場合もあるでしょう。
この記事では年賀状の受付期間や、ポストに投函する前に確認したい点を紹介します。年賀状を出す前に、ぜひ参考にしてください。

年賀状はいつまでにポストに投函すれば良い?

新年のご挨拶となる年賀状は、元旦に届けたいものです。ここでは年賀状を元旦に届けるための投函期限と、返事をいつまでに出すのがマナーかをご紹介します。

●年賀状を元旦までに送りたい場合

年賀状を元旦に届けるには、12月25日までに投函する必要があります。郵便局からも同様の告知があります。

12月25日を過ぎると絶対に元旦には届かないというわけではありませんが、間に合わない可能性が出てきます。確実に元旦に届けるためには、この期日を守りましょう。

●年賀状の返事を送る場合

送っていない人から年賀状が届いたら、できれば当日、それが難しい場合でもなるべく早く返しましょう。一般的に1月7日までは松の内と呼ばれる正月を祝う期間なので、それまでに相手に届けば年賀状として扱われます。

どうしても7日までに年賀状が出せない場合は、「寒中見舞い」として返信します。その際に年賀状を出しそびれてしまったことをお詫びする文言を書き添えると、相手に良い印象を与えられるでしょう。寒中見舞いの時期は、一般的に関東地方では1月8日から、それ以外の地方では1月16日から、どちらも2月3日までです。1月8日または1月16日以降に投函すれば問題ありません。

  • 地域によって若干異なる。

●年賀状の追加印刷に使えるサービス

自分が出していない人から年賀状が届いたとき、予備の年賀状がなくて困ったことはありませんか? そんなときには、セブンイレブンの年賀状印刷サービスがおすすめです。

セブンイレブンの年賀状印刷サービスは、注文して印刷した枚数に加えて、同じデザインをセブンイレブン店頭のマルチコピー機で必要な枚数だけ追加印刷ができて便利です。ぜひご活用ください。

セブンイレブンの年賀状印刷

年賀状をポストに投函する前に確認したいこと

ここでは、年賀状をポストに入れる前に確認したいポイントを説明します。相手に気持ちよく年賀状を受け取ってもらえるよう、以下のような点に気を配りましょう。

●年賀状の誤字脱字

年賀状を投函する前には、改めて郵便番号、住所、名前に誤りがないかを確認してください。誤りがあると届かない可能性があるだけでなく、相手に対して失礼にもなります。

名前の漢字には特に注意しましょう。たとえば「わたなべ」の「辺」「邊」「邉」のように、同じ読みであってもさまざまな漢字があります。

名前を間違えられるのは気分の良いものではありません。新年早々悪い印象を与えないように、誤字脱字がないことを良く確認してください。

●年賀状の受付開始時期

年賀状の受付は12月15日からです。12月14日以前に投函すると通常のはがきと同じ扱いになり、年内に相手に届いてしまう場合があります。年が明けてから届くように、12月15日以降に投函してください。

●ポストの投函口

年賀状の受付期間になると、ポストに年賀状専用の投函口が設けられます。専用の投函口は左側に用意されることがほとんどです。年賀状は専用投函口に入れましょう。ただし、誤って通常の投函口に入れても大きな問題になることはありません。郵便局で仕分けをする際に、普通郵便の中に年賀状が紛れていないかを確認しているからです。とはいえ、年賀状をより確実に届けるためには、年賀状専用の投函口に入れるのが良いでしょう。

●ポストの取集時間

年賀状をポストに投函するときは取集時間に気をつけましょう。12月25日の最終取集時間を過ぎて投函した場合、翌日の取集になってしまいます。取集時間はポストの本体に書いてあるので、あらかじめ確認しておくことをおすすめします。

年賀状を投函する際の気になる疑問

年賀状を投函するときに、ふと疑問に思うことはありませんか? ここではそのような疑問に答えていきます。

●1日でも早く年賀状を届ける方法はありますか?

年賀状の受付は郵便局の窓口でも行われています。ポストではなく取集を担当している郵便局の窓口に出すと、相手に届くのが早くなる可能性があります。これは年賀状がポストから集配郵便局に送られる工程を省略できるためです。12月25日を過ぎてしまった場合や、もらった年賀状に返事を出す場合など、急いでいるときには郵便局に持ち込むことをご検討ください。

●複数の年賀状を輪ゴムで束ねて投函しても良いですか?

年賀状を輪ゴムで束ねたままポストに投函しても問題ありません。一度にたくさんの年賀状を送るときは、まとまっているほうが郵便局側の仕分けが楽になるのでむしろ喜ばれるでしょう。

ただし輪ゴムで束ねるときは次の点に注意してください。

  • ・年賀状の面と縦の向きを揃える
  • ・年賀状以外のメモなど、余計なものが紛れていないことを確認する

●専用の投函口がないポストに年賀状を入れても届きますか?

専用の投函口がないポストに年賀状を入れても問題はありません。最近は見かけることが少なくなりましたが、投入口が1つの郵便ポストに入れても大丈夫です。

●年賀状に私製はがきは使えますか?

ポストカードなど切手が印刷されていない私製はがきでも、年賀状として出すことができます。

私製はがきを年賀状として出す場合、注意するポイントが2つあります。

  • ・切手の下に「年賀」の文字を赤字で書く
  • ・規定のサイズを守る

私製はがきを年賀状として取り扱ってもらうためには、切手の下に赤字で「年賀」と書く必要があります。そのうえで12月15日から12月25日の間に投函すれば、元日の朝に配達してもらえます。

また私製はがきは、市販しているはがきやポストカード以外に、画用紙や厚紙で手作りができます。ただし規定サイズ・重さは、長辺14cm以上15.4cm以下、短辺9cm以上10.7cm以下、重さ2g以上6g以下です。このサイズと重さを超えると追加料金が発生し、料金不足で届かない可能性があるので注意しましょう。オリジナルのお手製はがきを作った場合は、直接郵便局の窓口で切手代を確認して送るのがコツです。

セブンイレブンの年賀状印刷サービスはご存じでしょうか。「宛名印刷サービス」が利用できるほか、年賀状が足りなくなったらセブンイレブンにあるマルチコピーで追加印刷も可能です。またパソコンで作成した年賀状を簡単きれいに印刷できる「プリント代行サービス」も魅力的です。

セブンイレブンの年賀状印刷

●喪中はがきをもらった相手に年賀状を出しても大丈夫ですか?

喪中はがきをもらった相手に年賀状を出しても、マナー違反にはなりません。喪中はがきは「自分から新年のご挨拶をすることは控えさせていただく」ことを伝えるものであり、送られる年賀状を断るものではないからです。

ただし、特に相手が喪中はがきを早い時期に出していた場合、「事前に喪中であることを伝えたのに、なぜ年賀状を送ってくるのか」と思われるおそれもあります。喪中の方が年賀状を受け取ったときの心情も考えると、年賀状を送らないほうが無難です。年賀状を出す際には、相手から喪中はがきが届いていなかったかよく確認してください。

年賀状は12月25日までに投函、誤字脱字にも気を付ける

年始のご挨拶となる年賀状は元旦に届けたいものです。

12月15日から12月25日の間に年賀状を投函すれば、元旦に届けられます。また年賀状を出していなかった相手への返事は、1月7日までに出せば失礼にあたりません。誤字脱字にも気をつけて、相手に喜ばれる年賀状を送りましょう。

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